有りの実
・・・肴(さかな)はあぶった イカでいい・・・
ご存じ八代亜紀さんの「舟歌」の一節であります。
この歌詞に出てくる「イカ」、どんなイカを想像しますか?
生イカ、一夜干し、するめイカ、酢漬けイカ・・・、
私は、するめイカを想像します。多くの方もするめを想像するのではないでしょうか。阿久悠(舟歌・作詞家)先生もそうに違いありません。
ではなぜ、阿久悠先生は、「肴はあぶった イカでいい」でなく「肴はあぶった するめでいい」としなかったのだろう?
ここからはすべて個人的主観に基づくものです。
「するめ」の「する」には、失う、無くす、損をするなどのイメージがあるので、ヒット曲を世に送り出す先生には「するめ」は使いたくない言葉だったに違いない、いわゆる験担ぎでしょう。かといって「あたりめ」では・・・・・少し口ずさんでみましょう、「肴はあぶった あたりめでいい」あたりまえのように無理がある。
だから、あたりめを使いたいところだが、最終的にはイカを選択するしかなかった・・・、のではないだろうか。
本日の見出し「有りの実」
ピンときた方もいらっしゃることと思います。
「有りの実」とは「梨」のことです。縁起をかつぐ人たちは、「ナシ」というと「無し」という意味にもとれるので、逆の言い方をし「有りの実」と呼ぶようになったようです。
同じように、ひげを蓄えている方が床屋さんで「ひげを剃ってください」とは言わずに「ひげをあたってください」・・・「剃る」は「する」とも読むために、さきほどの「するめ」と同じように「当たる」と表現して験を担いだようですね。
本日の作業は「有りの実」こと「なし(梨)」であります。
選別作業を行いながら3つ入れ、4つ入れ、5玉入れと袋詰めが進みます。
バックシーラーで閉じて完成です。
数量管理して委託業者様に納品準備完了です。
ご利用者様も日に日に、少しづつではありますが、なし(無)ではなく、「ありの実」を確実にしっかりと育てています。
SHIBAまごころデイサービス・シニアクラブでは、随時 説明会・見学会を実施しております。
☎ 0296(45)7177 担当 岩井 努 までよろしくお願いいたします。