1×2×3=6
本日(7月5日)の八千代町役場直売所で販売するお野菜のラインナップは、
トウモロコシ・ナス・インゲン・ししとう・空芯菜・トマト・枝豆・スイカ・キャベツ
よ~く見てみてください。
そうなんです。すべてのお野菜たちに「まごころシール」がついています。
つまり本日の商品すべてが自社製品になります。
自然に感謝・「農福連携」に感謝。
農福連携と言えば、6月中旬に八千代町役場、福祉介護課様から、八千代町の民生委員・児童委員さんの定例会の場で、合同会社チームSHIBAの施設概要、事業案内についての講演を依頼されました。
昨日4日が講演の日でありまして、代表と共に元気いっぱい講演をしてまいりました。
私の講演内容には「農福連携」の言葉が随所にありまして、農業と福祉のマッチング(出会い)・・・から、SHIBAまごころデイサービスシニアクラブの事業内容まで余すことなくお話しすることができました。
無事に講演が終わった安ど感のなか、本日の作業風景を見ていたら・・・、
枝豆の選別作業が目に入りました。
よく見ていると、一つのさやに豆が一つだけ入っていたり、二つだったり、三つだったり、中には四つ入っているのもあります。
やはり一番多いのは三つ入った枝豆でしょうか。私の見方では7割が三つ入り、2割が二つ入り、残りの一割が一つ入りと四つ入りに感じます。
三つ入りの枝豆を眺めていたら、昨日の講演内容で六次産業という話をさせていただいたことを思い出しました。
よく耳にするのは、一次産業(農業)・二次産業(加工・製造)・三次産業(販売・サービス業)だと思います。六次産業とは一次産業の1、二次産業の2、三次産業の3、の三つの数字を掛け算した数が6から六次産業というのだそうです。
障がいを持っている方の就職先を業種別でみてみると、1位が製造業(二次産業)、2位が販売・サービス業(三次産業)、では一次産業である農業は・・・・・・業種別順位13位でした。
障がいを持っている方たちは就職先として農業にはあまり興味がないようです。なぜなのでしょうか?
単に「農業」とだけ聞くと畑を耕し、種をまき、手間暇かけて収穫時期を迎え、収穫する。何か魅力を感じないということでしょうか。
ここで句点(。)で終わってしまっては一次産業のままです。
SHIBAまごころデイサービスシニアクラブは「農福連携」で事業展開しております。
自分たちで収穫した生産物(一次産業)を自分たちで加工(二次産業)し、自分たちで販売(三次産業)まで手掛ける事で豊かな生産物に付加価値を生み出しています。就職先ランキング1位と2位と13位が結びつき六次産業が成り立っています。
三つ入りの枝豆のなかの豆たちには1位も2位も13位もありません。「さや」というまごころに包まれた安心できる居場所です。
SHIBAまごころデイサービスシニアクラブは利用者様の安心できる「さや」でありたいと思います。
SHIBAまごころデイサービスシニアクラブでは 随時 説明会・見学会を実施しております。
☎ 0296(45)7177 施設長 岩井 までよろしくお願いいたします。